
fxの魅力は投資家自身が自由に世界中の為替市場に参加して、いつでもどこでも取引する事が出来ると言う事と、レバレッジを効かせてより大きな利益を短期間で得る事が出来る事、またはスワップポイントを毎日得る事が出来ると言う事ですが、人任せにしない投資方法なので、投資に対する情報収集力とセンスが問われる取引でもあります。
特に為替相場と言うのはその国の経済状況や政治情勢によって大きく変動してしまうものです。かつては有事のドル買いと言われていた様に世界的な不況の時にはドルを買っていれば良いというセオリーがありましたが、サブプライムショック以降、ドルの影響力もかつてほどでは無くなっています。ドルに継ぐ通貨として力を伸ばしてきたユーロもギリシャショック以来不安定な値動きをしていますね。
為替取引ではこういった外国の情報をより速く正確につかむ必要が出てくるのです。同時に為替レートは政府筋による「介入」や投機筋による「だまし」と呼ばれる激しい値動きが突然起こる事もあります。政府筋とはその国の政府と中央銀行の事で、投機筋とは機関投資家など巨額の資金を保有する民間機関の事です。具体的な例を挙げると円高が進むと工業製品の輸出で成り立っている日本の経済は輸出が減ってしまい大打撃を受けてしまいます。
それを回避するために政府と日銀は巨額の資金を市場に投入して円の価値を下げ、円安を誘発しようとします。これを介入と言います。介入は何の前触れもなく、突然行われる事もあり、予告だけして円安に触れた場合は実際には行われなかったりする事もあります。
この介入の気配を察して投機筋が意図的な為替レートの操作を試みるのが「だまし」です。この介入やだましでは何千億?何兆円レベルの資金が投入されるため個人投資家が太刀打ち出来るものではありません。こういった情報に踊らされないためにも常日頃から政治経済の情報には目を光らせておく必要があるのです。