
あらかじめ「売りたい価格」や「買いたい価格」を設定しておいて、為替レートがその価格に達したら自動的に取引を約定させる方法を指値注文と言います。為替レートは常に変動しています。一般的な取引レートは8秒程度で更新されます。 つまり、自分としては「この金額になったら約定しよう」と決めてチャートを眺めていてもいざ注文を出す時にはボタンをクリックしてから約定するまでのタイムラグが生じるため、その間にレートが変動してしまう可能性があるのです。
また絶えず変化するチャートの値動きを四六時中監視して居なければ約定するタイミングを逃してしまう事になりかねません。何もせずにただパソコンのモニターとにらめっこをしているだけと言うのは相当辛い作業ですね。そこでシステムトレードの利点を活かして、約定価格を予約注文しておくのです。
そうすればレートの動きを気にしなくてもその価格に達したら自動的にシステムが取引を行ってくれます。指値注文を利用すればかなり有利に取引を進める事が可能になります。指値注文で注意をしなければならない点はその金額に達しない限り約定出来ないと言う点です。
そうなると買い注文を予約しておいていつまでも価格が上がり続けるとサーバー側ではロスカットを強制的に実行してしまうため損失を出してしまう可能性があるのです。こう言った事を防ぐ為には期限を設定して、期限内にその価格に達しなければ自動的に予約をキャンセルするようにしておくことです。
また逆指値注文という取引方法もあります。これは指値注文の逆と考えてください。例えば価格が上昇しはじめた気配が見えた時に買い注文を出す事です。一見不利になりそうですが、指値で指定した金額まで上昇すると自動的に約定されるため、大きな利益を確保できると言うメリットがあります。ただし、指標の読み方に経験が必要となるので指値注文に比べると上級者向けの発注方法と言う事になります。